ときどき生きるひと

絵描き+仏教徒+双極性障害Ⅱ型の覚書きです。

今を生きる人

雨の時期なのでボブ・ディランの"A Hard Rain's A-Gonnna Fall"(「激しい雨が降る」)が聴きたくなる。

The Rolling Thunder Revueヴァージョンもいい。

Live 1975 - 2cd The Rolling Thunder

Live 1975 - 2cd The Rolling Thunder

 

 ボブ・ディランが好きです。

先日、ふらっと古本市に寄り、むかし(1978年)のPOPEYEを買った。Rolling Stoneに載ったボブ・ディランのインタビューが載っているというので、つられたのです。


Question「あなたにとって何が真実なのですか。芸術ですか」
Dylan「芸術とは、永遠につづく幻想なのだ。芸術の至上の目的はインスパイアーすることだ。ほかに何ができる? 人々に何かを吹きこむこと以外に、いったい何ができるっていうんだい?」
Q「あなたは自分自身に確信を持っているように思えますが…」
D「ぼくはぼくの夢を信じているんだ。ぼくは夢の世界に生きている、現実の世界では生きていないも同然なのさ」

大事にちょっとずつ読もう。
やっぱりかっこいいな、ディラン。
適当なこと言いそうだけれど。笑

という話を友人たちにしたら、「彼の語りには、言葉の深い意味があるかないかはわからんけど、人が自分に対して思いえがく投影を拒否して、今の自分を生きているってことが伝わってくるよね」というコメントが返ってきた。

たしかに、ひとの投影や自分の思惑を超えて、今を生きている感じがする。
常に謎めいて、「わたしの思うディラン」には決してならないあなたがまぶしい。